ラグのある暮らし/vol.6 赤埴奈津子

やさしいトーンとミニマルな美しさで整える、家族がリラックスできるリビング

赤埴奈津子  @natsukoakahani /フード&プロップスタイリスト

マンション/東京都/キッズ/リビング


やさしい色づかいでつくる、穏やかな家族時間のあるリビング空間。

赤埴奈津子さんが選んだラグ


Ragnhild ラグ 120 × 170cm

柔らかな光が似合う、静かな午後のリビングで

フード&プロップスタイリストとして活動する赤埴奈津子さん。


お住まいは、東京都のマンション。窓から入る光がやわらかく床を照らし、家具の輪郭をそっと浮かび上がらせます。

「優しいトーンのカラーでまとめ、ミニマムなインテリアで整えるようにしています。」


装飾を詰め込まず、余白と素材の呼吸を大切にしたリビング。
使うものを絞ることで、そこにある一つひとつが引き立っています。

ソファ前に選んだ一枚は、穏やかな存在感のアートラグ

設置場所:リビング

赤埴さんが選んだのは、落ち着いたトーンのアートウールラグ


「ソファの落ち着いたカラーとリンクするような、空間に統一感が出るラグをラグを探していたのと、トーンが落ち着いているけど色味もちゃんとあるデザインに惹かれて選びました。」

ラグの上には、いつものコーヒーテーブル。厚みと硬さがしっかりしているので、テーブルの脚もしっかり安定している。


「厚みと硬さがしっかりしているので、ソファに座る時にラグの上にコーヒーテーブルを置いても安定感があって使いやすいです。」

ラグを敷いて、過ごし方も変化

ラグを敷いたことで、暮らしにも変化が。


「子ども部屋とリビングが少し混ざっていたんですが、ラグを敷いたことで空間にまとまりができて、落ち着いた時間を過ごせるようになりました。」

家族が自然とリビングに集まるようになったと感じているという赤埴さん。
足元のウールラグが、その時間を静かに支えてくれています。

理想の暮らしは、家族と過ごすあたたかな時間

「家族全員が集まってリラックスしておしゃべりが弾むような空間が理想です。」


そう語る赤埴さんは、自分らしく、空間を作ることを大切にしていることが伝わってきます。


「寝室のベッドの横に長いラグを敷いて、海外のホテルのような空間を作りたいですね。」


季節が冬へと向かう今、そんな構想を少しずつ形にしていく時間もまた、暮らしの楽しみのひとつですね。

ラグが整える、日々のリズム

ラグを敷いたことで空間に統一感が生まれ、リラックスして過ごせる時間が増えたという赤埴さん。


“好き”を大切にする、赤埴さんの穏やかな暮らし方が、リビングにもやさしく表れていました。

赤埴奈津子


1986年東京生まれ。美容部員として働いたのち、留学&ワーキングホリデーで渡仏。帰国後フランスで学んだ料理やフードスタイリングを活かしてフード&プロップスタイリストとして活動中。一児の母で子育てに奮闘中。

@natsukoakahani