ラグの重ね敷きで空間に遊び心をそえる

ラグの重ね敷きで空間に遊び心をそえる

ラグを重ねて敷くことは、お部屋に立体感と奥行きを与え、遊び心を添えます。
好きな色味やテクスチャーを選ぶことはもちろん、四季に合わせて素材を変えてもいいでしょう。
簡単におしゃれな雰囲気を作り出せるのが魅力。
この記事では、ラグの重ね敷きの魅力とコツをご紹介します。


ラグの重ね敷きの魅力

ラグを重ねることで、空間にリッチなテクスチャーを加えることができ、部屋の雰囲気が一段とおしゃれに変わります。

例えば、ナチュラルな色合いに色味のあるラグを重ねて敷くと、視覚的なアクセントに。
また色やデザインが異なるラグを選べば、部屋に華やかさや個性をプラスできます。

重ねたラグを部屋の中央や特定のエリアに配置することで、視覚的な印象を与えフォーカスポイントを作り出せます。

ラグの長所は、敷くだけで空間をコーナー化できること。
結果、ひとつの空間にさまざまな表情が生まれるので、初めてラグを空間に取り入れる人こそ挑戦したいテクニックです。


ラグを重ねて敷くコツ

異なるサイズを楽しむ

大きいベースラグの上に、小さなアクセントラグを重ねることで、おしゃれなレイヤードラグが完成します。

例えば、大きなベージュのウールラグの上に、パターンが特徴的な一回り小さなラグを重ねると、視覚的なインパクトが増します。
ポイントとして、下のラグは空間に馴染むように、上のラグは空間のアクセントとして機能するように選ぶこと。
バランスの取れたレイヤードラグの空間が仕上がります。

心に留めておくことは、一番下のラグは常に部屋の大きさに合ったものであることです。
家具の脚がすべてラグに収まるようなサイズにすると、部屋が広く見える効果が生まれます。

素材と質感を楽しむ

ラグの重ね敷きは、一年中活用できます。
季節ごとに素材を変えると異なる質感を楽しめるでしょう。

例えば、夏はジュートラグの上に、コットンのラグを重ねると、柔らかな感触とおしゃれな雰囲気が引き立ちます。
冬はウールに変えてみると季節感を感じる空間に。

ラグは軽くて持ち運びが簡単なので、季節ごとに模様替えするのに最適なアイテムです。

さらにラグの質感は部屋の印象を変えます。
質感の異なるラグを重ねると、居心地が良く魅力的な雰囲気に。

例えば、天然素材でできたラグをベースに、デザイン性があるモダンなラグを組み合わせる場合。
見た目が印象的で、立体感のある空間が成り立ちます。
ラグの質感を変えるだけで、空間に遊び心を添えることができるでしょう。

色のコントラストを楽しむ

ラグの色味は空間の雰囲気を左右します。
重ねて敷くとき、カラフルなデザインとシンプルな色味のラグを合わせるとメリハリある空間が仕上がります。

例えばベージュのラグにモノトーンのラグを重ねると、過度なパターンを使わずに部屋に次元を与えることができます。
もしカラフルが好きな人はベージュに暖色のヴィンテージラグを重ねてみてください。
2種のラグが持つ色が調和しているからこそ、部屋中のあらゆるものの色を拾い、まとまりを持たせてくれます。

コーディネートが難しそうなラグでも、ラグの色味に合わせて家具を選ぶと統一感が生まれます。
好きな色でお気に入りの組み合わせを見つけてみて。

配置を考える

ラグを重ねて敷くと、空間に奥行きが生まれ洗練された雰囲気に仕上がります。
しかしやりすぎると、まとまりのない空間になってしまうことも。

ラグを重ねて敷くときに気をつけたいことは、一度に多くのことをやろうとしないことです。
相反する模様のラグを使用すると、無秩序で混乱した印象を与え、部屋が雑然と見えてしまうからです。

例えば、カラフルなラグを二枚重ねたり、同じ素材のラグを重ねることはあまりいい例ではありません。
鍵となるのは、質感と色の対比です。これを頭に入れてラグを選ぶことで二枚のラグが調和して空間を彩ります。


ラグの重ね敷きで遊び心を添える

「ラグの重ね敷き」は、部屋におしゃれなアクセントを加え、ユーモラスで快適な空間を作るために効果的なテクニックです。
異なるサイズや形、素材を組み合わせることで、空間に深みと個性を加えましょう。
自分だけのレイヤードラグスタイルを見つけて、魅力的なインテリアを楽しんでください。