おしゃれなリビングテーブルの選び方

おしゃれなリビングテーブルの選び方

リビングは、食事をするダイニングとは違い、ゆったりとくつろぐための空間です。そこに配置するテーブルは、部屋の印象を左右し、デザインや配置次第で空間の雰囲気が変わります。さらに、ラグと組み合わせて工夫すれば、機能性だけでなくおしゃれ度もアップ。
この記事では、リビングテーブルの選び方やラグとの組み合わせ方についてご紹介します。


リビングを彩るテーブルたち

▶︎コーヒーテーブル:
リビングのリラックスゾーンで、手軽に使えるテーブルです。サイズがコンパクトで高さが低めなので、リビングを圧迫せず、気軽に使えるのが特徴。デザイン性の高いものを選ぶことで空間におしゃれさをプラスできます。ソファの前に置けば、すぐに手が届くコーヒーテーブルは、リラックススペースに最適です。

▶︎ローテーブル:
ローテーブルは、高さが低い分、空間が広く感じられ、部屋全体に開放感が生まれます。
一人暮らしの空間では座卓として、家族で過ごす場合はテレビ前に。来客時にも、ソファでゆったりとくつろぐ時間を過ごす時にもおすすめ。


リビングテーブルの選び方と注意

人数で選ぶ

▶︎一人の場合:
一人暮らしのリビングには、コンパクトで多機能なテーブルが最適です。高さ35~40cm、幅80cm前後、奥行き40〜50cm程度の小ぶりなテーブルは、一人暮らしにぴったりのサイズ。ソファ前に配置したり、床座にもフィットするローテーブルも良い選択肢です。

▶︎二人の場合:
二人で過ごすリビングには、幅100~120cm、奥行き50~60cm程度のテーブルがちょうど良いサイズ感です。二人でゆったりとくつろいだり、お客様を招いて過ごすのに適しています。広めのリビングの場合は、テーブルを中心にしてソファを向かい合わせに配置すると、バランスが取れます。

▶︎四人の場合:
四人家族が集まるリビングには、幅140cm以上、奥行き70cm程度の大きめのテーブルがおすすめです。家族全員で囲むことができ、多用途に活用できます。リビングに存在感を出しつつ、柔らかな印象を与え、広い空間に調和します。

部屋の大きさで選ぶ

▶︎6畳:
高さ35〜40cm程度、幅90〜100cm、奥行き40〜50cmのローテーブルが適しています。省スペースで配置しやすく、部屋全体が広く見える効果があります。低めのテーブルは、部屋の圧迫感を軽減し、視覚的に空間を広げます。

▶︎8畳:
8畳程度の広さなら、高さ40〜45cm程度、幅120cm以上、奥行き60cm程度の長方形テーブルがちょうど良いバランスです。ソファの座面と同じくらいの高さにすることで、作業したり飲み物を置きやすいです。

▶︎10畳:
高さ45〜50cm程度、幅140cm以上、奥行き70cm程度の大きめテーブルが相応しく、広々とした空間にぴったりです。ソファより少し高めでもゆったりと使え、広い空間に対してバランスの良い高さとなります。形は長方形や楕円形テーブルでもフィットするでよう。リビングに存在感を出しながらも、柔らかな印象を与える形状が広い空間に調和します。

リビングテーブルで気をつけたいこと

リビングテーブルを使う時に気を付けたいことは日常における「もの置き場」になりがちであること。

一つか二つならまだしも様々なものが重ねておいてあるのは単純に空間全体の見た目の美しさを損なうだけでなく、目的のものを探すことが多くなってしまいます。

解決策として、その近くに片づけがやりやすい収納家具などを配置することもおすすめ。

例えばソファの横に座面と同程度の小さい収納棚があるだけでも「そこに物を入れる」という意識を根付かせて空間を美しく見せるとともに、テーブルランプなどを置いてよりインテリア性を高めることが可能になります。


テーブル周りを彩るラグ

テーブルの下にラグを敷くことで、リビングを心地よい空間へ作り出すことができます。
ラグを合わせる時のポイントは3つあります。

【1. サイズのバランスを意識すること】
テーブルのサイズよりも一回り大きいラグを選ぶと、視覚的にまとまりが生まれ、空間全体が広く見えます。ラグの中央にテーブルを配置することで、テーブルエリアが引き立ちます。ラグの形はテーブルの形に合わせると統一感が生まれるでしょう。

【2. 色とデザインで調和を図る】
テーブルとラグの色を調和させると、リビングがすっきりと整った印象になります。シンプルなテーブルには、柄や素材感のあるラグを合わせてアクセントを加えるとおしゃれです。デザイン性のあるテーブルには、無地や落ち着いた色のラグを選ぶと、空間全体に洗練された印象を与えます。

【3. 素材で空間に質感を与える】
ラグの素材によって、空間の雰囲気が大きく変わります。たとえば、ウールやシャギーなど柔らかな素材のラグは、足元を快適にし、くつろぎの空間を演出します。一方で、ジュートやコットン素材のラグは軽やかで、ナチュラルなリビングにぴったりです。


自分に合うテーブルで心地よく

リビングテーブルは、部屋の中心的な存在として、使い勝手やデザインによって雰囲気が大きく変わります。家族構成や部屋の大きさ、インテリアのスタイルに合わせて最適なサイズ、形、配置を選びましょう。空間を彩るラグと合わせることで、リビングがより快適で機能的な空間になります。心地よい空間作りを目指してみて。