食事をするためのテーブルをダイニングテーブル、そしてそこに合わせるのがダイニングチェアです。
テーブルとセットになっているものもありますが、別々のものを上手く組み合わせることでデザインの印象がぐっと上がります。食事のたびにテーブルから出し入れするものなので、コンパクトで安定感のあるものがおすすめです。またダイニングはお部屋の主役として空間デザインへのインパクトが大きいので、ベーシックで飽きのこないデザインのものが多いのも特徴です。
ダイニングチェアを選ぶポイント
テーブルとのマッチ
ダイニングチェアを選ぶ際、まず考えたいのは、一緒に使うダイニングテーブルとの相性です。テーブルの素材や色、インテリアのテイストが揃っているとまとまり感が生まれます。例えば、テーブルにアクセント的にあしらわれたゴールドのパーツにリンクさせてゴールド脚のチェアを選べば、ファブリック部分は自由に選んでも統一感が生まれます。また、天板の素材や色とチェアの一部を合わせたり、「ナチュラル」「モダン」などのテイストで揃えたりするのもおすすめです。
何脚置くか
次のポイントは、チェアを何脚置くのかということ。テーブルが既にある場合は、テーブルのサイズと合わせて考える必要があります。一般的に、食事をする際に一人が必要とするスペースは幅60cm×奥行き35cmといわれ、4人用のテーブルは、140m×70cm以上の大きさのものが多いようです。ただし、ダイニングチェアは買い足しが難しいアイテムでもあるので、普段使う家族の人数分に加え、来客用があればスマート。複数買う場合は、セットのものを買うのもおすすめです。
揃える? あえてばらばらに?
同じチェアですっきりまとめるのもスタイリッシュですが、あえて違うチェアを選ぶのも最近のトレンドです。とはいえ全く違うチェアを組み合わせるのはテクニックが必要なため、おすすめは同じデザインの色違いで揃えること。統一感がありつつも、程よい抜け感が加わり、遊び心のあるダイニングに仕上がります。同じトーンの色調で少しだけ変化をつけるのも、アクセント的に色を使ってカラフルに仕上げるのも素敵ですね。
さらに、雰囲気をプラスするラグを組み合わせれば、表現は無限大に。世界に一つだけのあなたらしいダイニングを追求してみては?