季節が変わっても、ずっと心地よく使えるのがオールシーズン使えるラグです。
今回は、一年を通して活躍するラグの魅力と、取り入れ方のヒントをご紹介します。
感性を大切にしながら、暮らしを整えるヒントをぜひ見つけてみて。
オールシーズン使えるならウールラグ
ラグ素材の中でも、ウールはオールシーズン活躍する代表的なマテリアル。
天然素材であるウールは、冬はしっかりと暖かく、夏は湿気を吸収してさらりと快適。調湿性と断熱性に優れ、四季のある日本の暮らしにぴったりです。
手ざわりは柔らかく、素足でも心地よく過ごせるやさしさ。
さらに、使い込むほどに風合いが深まり、長く愛用できる耐久性も魅力です。日々の生活にしっかり寄り添いながら、美しさを保ってくれるのがウールという素材の底力。
ナチュラルな色味のウールラグなら、インテリアのテイストを問わず空間に自然と溶け込みます。北欧スタイルはもちろん、モダン、ヴィンテージ、ナチュラル系など、どんな世界観にも静かに寄り添い、空間全体を穏やかに整えてくれます。
季節ごとの模様替えにも柔軟に対応できるウールラグ。
一枚あれば、一年を通して快適で洗練された暮らしがはじまります。
オールシーズンラグの選び方
▶︎素材選び:
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ウール:湿度調整もできて通年快適。自然派の頼れる素材。
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コットン:肌ざわりがやさしく、素足にやさしい。軽やかな空気感も◎。
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機能素材(ポリエステル等):手入れがラクで扱いやすく、デザインの幅も広め。
日々の過ごし方に合わせて、素肌で触れることを前提に選びたいところです。
▶︎サイズ:
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ソファ前なら 140×200cm前後が定番。
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ダイニングには テーブルより一回り大きく、椅子を引いてもラグの上に収まるサイズ感を。
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ベッドサイドには スリムなランナータイプでアクセントを。
ラグのサイズは、空間の“余白”をデザインするもの。家具との関係性を意識するだけで、部屋がグッと洗練されます。
▶︎敷き方の工夫:ラウンジ風に敷いてみる
ラグを部屋全体にぴったりと敷き詰めるのではなく、床の余白をほどよく残しながら、中央に一枚ゆったりと敷く。
そんな「ラウンジ風」のスタイルは、視覚的にも軽やかで、リラックスした空気感を演出してくれます。
空間に対して少し小さめのサイズを選ぶことで、床材の美しさも引き立ち、家具とラグのバランスにも余裕が生まれます。
ラグの上にソファやローテーブルを重ねれば、自然と視線が集まり、空間に中心ができるのもこの敷き方ならでは。
オールシーズンラグのある暮らし
お気に入りのラグが一枚あるだけで、空間のムードは変わります。
それがオールシーズン使えるものであれば、季節の変わり目に敷き替える必要もありません。
手間なく整って、ずっと心地いい。
肌ざわり、色味、機能性、そのすべてが暮らしの「ベース」として働いてくれる存在です。
そんなラグがあるだけで、暮らしの質が洗練されたものになるはず。
自分らしい空間づくりを、足元から始めてみては?