ダイニングは基本的に食事をするところではありますが、人によっては作業をする場所でもあるでしょう。
床の食べこぼしや傷が気になる場所でもあります。
そんなダイニングルームをインテリアで工夫するなら、ダイニングラグを考えてみて。
ダイニングラグの測り方や選び方をご紹介します。
ダイニングラグの測り方
ダイニングテーブルの下に敷くラグを購入するとなったらテーブルを含めて寸法を測りどんなサイズのラグが適しているのか
確認していきます。
【ステップ1】ダイニングテーブルのサイズを測る
1. テーブルの長さと幅をメジャーで測定します。
2. テーブルの形状(長方形、正方形、円形)も記録しておきましょう。
【ステップ2】 椅子を考慮したスペースを測る
ダイニングチェアをテーブルから引いた状態で測定します。
テーブルの各辺から椅子の後ろの端までの距離を測りましょう。
スペースを確保することで床が擦れて傷つくことを未然に防ぎます。
【ステップ3】必要なラグのサイズを計算する
1. テーブルのサイズに、ステップ2で測定した各辺からの追加スペースを加えます。
2. 空間に余白を持たせるためにテーブルの各辺から少なくとも約60cm~75cmはみ出るくらいがよいでしょう。
【ステップ4】 部屋のサイズを考慮する
1. ラグが部屋全体のバランスに合っているかどうかを確認します。
2. ラグと他の家具との間に十分なスペースがあるかどうかも考慮します。
空間に合った適度なゆとりがあると、全体がバランスよく見えます。
【ステップ5】敷きたい位置の確認
ラグを敷く位置を決め、その範囲を測定します。
ダイニングラグの選び方
ダイニングラグのサイズが中途半端だと下記のような問題が起こりやすいです。
・ラグで小さな段差ができる
・椅子を引くときに引っかかる
・汚れや傷からカバーできない
これらを回避し、椅子をひいたスペースを確保できる大きめのラグを敷きましょう。
椅子を引いた時にラグからはみ出ないようにするならば、
テーブルから+60cm〜75cm 程度の余白があると安心です。
住まいによっては敷き方が縦敷きや横敷きというようにケースバイケースだと思うので、
レイアウトで工夫してもいいかもしれませんね。
人がスムーズに移動するためのスペース
ラグと合わせて考えたいことは、部屋全体の動線です。
動線を考えるときに知っておくと役に立つスペース感覚をまとめてみました。
家具選びやレイアウトの参考にしてみてください。
場所 | 距離(cm) |
座った場合のスペース | 約50cm 〜 |
椅子に座る時に必要なスペース | 約75cm〜 |
通路として必要なスペース | 約60cm〜 |
すれ違うのに必要なスペース | 約120cm〜 |
ダイニングラグの敷き方
推奨サイズはゆとりが生まれることを考えて、テーブルから外側へ約60cm外側に広い、足元をカバーできる大きめのサイズを選びましょう。
RUGHAUSなら、Largeサイズから探してみるのが良いでしょう。
ここで小さなサイズを選んでしまうと空間を中途半端に区切ってしまい、家具同士の一体感がなくなってしまいます。
大きさが足らないよりはみ出すくらいがちょうどよく、手狭だとしても空間全体にラグを敷く方が逆に広く感じられるでしょう。
ダイニングチェアの足がラグからはみ出さないようにラグを敷くと、ダイニングチェアを引くときの音を吸収したり床の傷防止になります。
スペースや予算の関係で大きなラグを敷けない場合は、チェアの前足が常に乗るようなサイズ感のもので、かつ段差が気にならない薄めのラグを選ぶとよいでしょう。テーブルのサイズ次第ですが、その場合はMediumサイズのラグも検討できます。
推奨サイズ:Large 幅210cm〜
推奨サイズ::Medium 〜幅200cm
人によってはダイニングテーブルで作業をすることもあり、汚れやすいダイニング。
そこに敷くラグは、防汚性があるものや家で洗えるラグの方がお手入れが楽ちんです。
ダイニングを彩る
ダイニングテーブル周辺をラグで彩ると食事の時間や作業中の時間も、温かみのある空間になります。
一方でダイニングテーブル周りの汚れや傷は意外と時間が経過してから
気付くものでもあるので、最初から対策を打っておきたいところです。
ダイニングラグは床を保護してくれる面もある一方で、空間を素敵に演出してくれるもの。
ラグがあることでお客様により心地よく過ごしてもらうための「足元のおもてなし」としても捉えることができるでしょう。