後悔しないコーナーソファの選び方

後悔しないコーナーソファの選び方

コーナーソファはL字ソファともいわれ、リビングの隅に配置するように設計されているのが特徴です。
コミュニケーションが取りやすい空間を演出します。
しかし、選び方が分からず、購入した後に後悔することも少なくありません。
この記事では、後悔しない選び方について解説します。

後悔しないコーナーソファの選び方
コーナーソファの種類
コーナーソファの測り方
コーナーソファで快適な空間を作る


後悔しないコーナーソファの選び方

間取りで決める

お部屋の間取りに合わせて選ぶことが重要です。

【8〜10畳】
省スペースにぴったり納まるレイアウトになります。
8~10畳のLDKの場合、サイズの合った家具や省スペースを活用したレイアウトによってコーナーソファの大きさが関係してきます。コーナーソファはソファパーツを組み合わせているため、デザインによってスペースに合うサイズで、すっきりと納めることも可能です。

【12〜14畳】
12~14畳のLDKでは、寛ぎスペースとダイニングスペースがつながっていることもあるため、生活動線に合わせたレイアウトが重要です。
部屋の角を活用して配置をすることで、生活動線をまとめることができ、部屋を広く使えて寛ぎやすい空間になります。

【15〜20畳】
15〜20畳のLDKでは、ゆったりとしたコーナーソファをレイアウトすることができます。
広い部屋では壁の面積も増えるため、左右対象のコーナーソファが広がることで、バランスの良い空間に仕上がります。

リビングの形別で選ぶ

【正方形】
正方形リビングの場合、部屋の角を使ってコーナーソファで囲むような配置になるため、
寛ぎ空間を重視したお部屋が広がって見えます。
壁を有効活用することでスペースを無駄なく使うことができ、ダイニングスペースもソファに近いレイアウトになるため、まとまりのある空間になります。

【長方形】
リビングが縦長の場合、キッチンに近い方からダイニングスペース、奥にソファスペースを配置することが多く、コーナーソファを部屋の角にレイアウトすることで、LDK全体を見渡して過ごすことが可能です。
縦長リビングは、部屋に奥行きを感じさせるよう一体感のあるレイアウトにすることがポイント。

横長リビングの場合、寛ぎスペースと食事スペースの家具を分けて配置することが多いです。
コーナーソファで空間を区切るように配置すると、メリハリあるレイアウトになります。

【変形】
変形リビングの場合は、壁に沿うことが難しい場合もあるため、コーナーソファの組み方を工夫して、ワンランク上のレイアウトを楽しむことができます。
組み合わせ方によって動きのあるレイアウトにしたり、空間を仕切って特別な空間を生み出すこともおすすめです。

使用人数で選ぶ

使用人数や来客頻度を考慮して選んでもいいでしょう。

【大家族】
大人数が集まる家庭や大勢で集まることが多い自宅では、コーナーソファは適しています。顔を見ながら最適な距離感でくつろげるサイズがおすすめ。対面や横並びよりも、リラックスして談話しやすい心理効果が生まれます。

【二人暮らし】
「二人暮らし=2人掛けソファ」ではありません。
寛ぎの時間を一緒に過ごす時と、お互いに過ごし方が違う時もあるため、ゆとりのあるサイズ選びがポイント

座面に奥行きのあるのコーナーソファの場合、ソファの上で脚を崩しやすく横になりながらくつろぐ姿勢で過ごすことも可能。スペースが限られている場合はコンパクトで空間を圧迫しないロータイプのコーナーソファがおすすめです。


コーナーソファの種類

ハイバックタイプのコーナーソファ

ハイバックタイプは、背もたれが高く首までサポートしてくれるため、長時間座っても疲れにくいのが特徴です。
映画鑑賞や読書を楽しむのに最適で、部屋にスタイリッシュな印象を与えます。
クッションによって座り心地がよく、一層リラックス感を感じられます。存在感のある見た目が豪華さを演出し、コーディネートのアクセントにもなるので部屋のインテリア性を高めてくれるでしょう。

ハイバックならではの背面を活かした素材の風合いや、お洒落なフレームデザインによって特別な雰囲気を演出できます。

ロータイプのコーナーソファ

ロータイプのコーナーソファは座面が低く、リラックス感が抜群です。
フローリングのリビングにもマッチし、床との一体感が生まれます。部屋全体が広く感じられる効果もあるので、狭い空間でも圧迫感を感じさせません​。
部屋の奥まで見通せる配置にすると開放感があります。

座面のクッションを硬めに設定することで、贅沢に使って脚を伸ばして座っても、沈自由な姿勢で寛ぐことができます。

コンパクトなコーナーソファ

コンパクトなコーナーソファは、狭いお部屋や一人暮らしの方におすすめです。
スペースを有効活用しつつ、しっかりとした座り心地を提供します。また、移動が簡単で模様替えもしやすいのが魅力です。多機能なデザインも多く、収納スペースが付いているものもあります。

狭い部屋の場合、生活動線の確保がしやすいコンパクトなタイプを選ぶことで、ソファ周りにゆとりを持たせることもでき、空いたスペースにぴったり収まる際は、部屋を広く使うことができるでしょう。


コーナーソファの測り方

自分の空間に見合ったソファを見つけるためにサイズは妥協できません。
家具屋に行く時はメジャーを持って行くことがおすすめです。サイズを間違えると部屋が狭く感じられたり、動線が確保できなかったりします。

<手順>
1. 設置場所の広さを測りましょう。
配置できるコーナーソファの最大サイズがわかります。
部屋の幅、長さ、高さを必ず測り、その測定値を記録してください。搬入がスムーズにできるように、出入り口、廊下、その他のエリアを測ることも必要です。

2. 設置場所をテープで固定する
マスキングテープで床に選んだ場所に印を付けます。
正確な寸法はここでは重要ではありません。
テープで場所を区切ることで、ソファが部屋の中で占めるスペースの大きさを視覚的に把握できます。

3. 面積を測定する
マークしたエリアの寸法を測ります。
部屋に相応しいコーナーソファのサイズを決めるための一般的なガイドとして使用できます。
ソファを窓の前に置くことを考えている場合は、必ず窓枠の高さを測ってください。目安としては、ソファの背もたれが窓枠より高くならないようにする必要があります。

4. コーナーソファのサイズを知る
コーナーソファの片側から反対側までの長さを測り、最も長い部分を見つけます。

5. ソファの肘掛けのすぐ下で、クッションの深さを測ります。

6. 片方のソファの肘掛けの前端と外側の端から始めて、
後ろの角まで、そしてソファの背もたれの周りを回って、外側の端と深さを測ります。


コーナーソファで快適な空間を作る

コーナーソファは、存在感があり、リビングの主役級のアイテムです。その名の通り、空間の隅に配置するものですが、ゾーニング効果として配置しても良いでしょう。

購入前にしっかりと検討し、自分のライフスタイルや部屋のレイアウトに最適なものを選ぶことが重要です。

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