リビングソファのレイアウトルール

リビングソファのレイアウトルール

一般的にソファを配置する場所はリビングでしょう。
ソファは空間の中でも主役級の存在で、部屋全体の雰囲気や機能性に大きな影響を与えます。
どのようにレイアウトしたら良いのか悩むこともあるでしょう。
今回はソファのレイアウトルールや配置例をご紹介します。


リビングソファのレイアウトルール


ソファを配置するときのルールは4つあります。

【部屋の大きさに合わせる】
ソファのサイズを選ぶ際、部屋全体とのバランスを考えることが大切です。
たとえばソファを窓の前や壁際に置いたときに、左右に適度な空間が余ったほうがバランスよく見えます。
ソファの横にスタンドや観葉植物、サイドテーブルが置けるぐらいゆったり感があるのが理想的です。
窓の前に置く場合は、窓の幅とのバランスも確認しましょう。

【動線の確保】
人が通るのに必要なスペース:60cm〜
家具と家具、家具と壁の間は60cm以上離すとスムーズに移動できます。
よく行き来する場所や両手で荷物を持ちながら歩く場合は80cm以上あると安心です。

テレビとソファの距離:130cm〜
視点との距離が近くなりすぎると、目の疲れや肩こりの原因になります。
最適な距離はテレビの画面サイズによって変わりますが、およそ2倍以上は保つようにしましょう。
リビングの空間に対して、テレビのサイズとソファのバランスを考えましょう。

ソファとリビングテーブルの距離:30cm〜
座りながらテーブルを使うことを考えて、あまり間を開けすぎないようにします。
ソファの前のスペースを人が行き来する頻度が高かったり、ソファスペースに多人数でくつろぐ機会が多い場合は
余裕を持たせるようにしましょう。

視点の確保】

ソファからテレビや窓の景色など、主要な視点を確保することが重要です。
例えば、テレビを配置するときは、窓の位置にも注意が必要です。
「逆光でテレビが見えづらい」「窓にテレビの上部が被って気になる」「テレビボードが窓を塞いで外に出づらい」といったことが起きないように、確認しましょう。

【コミュニケーションの促進】
ソファのレイアウトは、家族や友人とのコミュニケーションを促進するように考慮しましょう。
例えば、対面式に配置することで、会話がしやすくなります。


リビングソファのレイアウト例

L字型レイアウト

直線型に比べて座れる人数が多くなるL字型のソファは、特に広いリビングルームに適しています。
ソファのバックがパーティションのような印象を与え、その内側に「仕切られた一つの空間」ができます。
コーヒーテーブルやサイドテーブルを配置することでより快適なリラックススペースに。
リビングルームが広い場合や、応接室として使用する場合に最適です。

対面式レイアウト

対面式のレイアウトは、会話を楽しむための配置です。
ソファを向かい合わせに配置し、その間にコーヒーテーブルを置くことで、自然な会話が生まれやすくなります。
家族やゲストの時間を大事にできるレイアウト例です。
一人掛けのソファーやオットマンを組み合わせてさまざまな用途に対応できます。

直線型レイアウト

直線型のレイアウトは、狭い部屋や長方形の部屋に適しています。
リビングとダイニングのサイズが限られたマンションなどオーソドックスなレイアウトです。
生活動線や、ソファに座った時に視線をさえぎるものがなく、誰もが取り入れやすい配置だと言えます。

ソファの前にコーヒーテーブルを配置するならば、ソファとソファテーブルの間に40cm程度の距離を
確保すると圧迫感がなくおすすめです。


ソファで快適な空間を作る

ソファのレイアウトを決める際には、空間の快適さと機能性を確認することが重要です。

ご自身のライフスタイルに合ったレイアウトを取り込むことで、リラックスできる居心地の良い空間になります。
動線や視点、コミュニケーションの促進を考慮した上で、配置を考えると毎日の生活がより豊かで楽しいものになるでしょう。

もしソファ選びで困っていることがあればソファマスターに相談してみてはいかがでしょうか。
プロのインテリアコーディネーターがあなたの好みや予算に合わせて、理想のソファをご提案いたします。