心を落ち着かせる静かな美しさと、機能的で温かみのあるデザイン。和と北欧のインテリアが融合したジャパンディ(Japandi)は、近年世界中で注目を集めています。日本の侘び寂びと北欧のミニマルデザインが生み出す、洗練された暮らし。
そこにラグを取り入れることで、より心地よく、温もりのある空間が完成。
今回は、ジャパンディスタイルの魅力や、インテリアにラグを取り入れるポイントをご紹介します。
ジャパンディインテリアとは
ジャパンディ(Japandi)は、Japan(日本)とScandinavia(北欧)の美意識が出会って生まれた、新しいインテリア哲学です。
共通するのは「Less is more(少ないほど豊か)」という価値観。
ものを減らすことで、本当に大切なものだけを浮かび上がらせる。そんな考え方が、現代の暮らしに新たな豊かさをもたらします。
ジャパンディのキーワードは、以下のような要素に集約されます。
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余白を活かした、ミニマルな空間構成
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自然素材を用いた、手触りのあるしつらえ
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落ち着いたアースカラーによる色調の統一
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視覚的ノイズを減らし、心を整える住まい
このスタイルの要は、視覚・触覚・精神性にまで配慮した「心地よさ」。
その空気感を左右するラグは、インテリアの土台を整えるための鍵となります。
ジャパンディのトーン
ラグは単なる装飾品ではありません。視覚的な調和を生み、足元からくつろぎを支える“暮らしの基盤”です。ジャパンディの精神に寄り添ったラグの選び方を、3つの視点からご紹介します。
【トーン】
ジャパンディのカラーはアーストーンになります。
・ベージュ、アイボリー:柔らかく穏やかな印象に。
・グレー、チャコール:モダンな洗練された雰囲気を演出。
・モスグリーン:自然を感じる落ち着いた空間に。
【素材】
・ウールラグ:ナチュラルな風合いと柔らかな肌触りが、ジャパンディの温もりを引き立てます。
・ジュートラグ:素朴で自然なテクスチャーが、和の要素と調和。
・コットンラグ:軽やかで扱いやすく、ナチュラルな印象に。
【デザイン】
デザインはシンプルにしましょう。
・無地のラグ:空間の統一感を高める。
・幾何学模様:さりげなくアクセントを加える。
ジャパンディインテリアに合うラグを選ぶことで、視覚的なバランスが整い、居心地のよい空間を演出できます。
ジャパンディな空間にする
【リビング】
ウールラグやジュートラグを敷くことで、シンプルな空間に自然な温かみをプラス。ローテーブルとの組み合わせで、洗練された和モダンな雰囲気を演出できます。
【ダイニング】
食卓の下にラグを敷くことで、空間にメリハリを。
グレーやベージュのラグを選べば、ジャパンディらしい落ち着いた空気感を作り出せます。
【ベッドルーム】
寝室には、柔らかいウールラグやコットンラグを。
足元にラグを敷くだけで、リラックス感がぐっと増します。
ミニマムでも温もりある空間を
ジャパンディスタイルは、モノを削ぎ落としながら、心の豊かさを取り戻すための選択です。
そして、ラグはその世界観を支える“静かな名脇役”。
ただ美しいだけでなく、触れて、踏んで、包まれるもの。
心と体に「整う感覚」をもたらすラグ選びが、暮らしを深く変えていきます。
RUGHAUSでは、ジャパンディスタイルに寄り添う、ラグをご用意しています。
静けさと温もりに満ちた住まいを、あなたらしく作ってみては。