海外旅のホテルなどの滞在先で高級感溢れる空間に身をおいたとき「自分もこんな部屋に住みたいな」と憧れを感じたことはありませんか。自宅でも作れるエレガントでホテルライクな空間作りのコツをご紹介します。
ホテルライクな部屋とは
シックで落ち着いた雰囲気で高級感溢れる空間は誰もが憧れるもの。
一般的にホテルライクな部屋とは、洗練されたモダンデザインと優雅な空間を提供する部屋のことを指します。
空間作りにあたるキーワードは「おしゃれ」「特別感」「非日常」といったもの。
一人暮らしの家では実現ができないと思われがちですがこれらの特徴をうまく組み合わせることで実現が可能です。
色味は基本的に落ち着いた色がベースになることが多く、ダークブラウンやグレイッシュ寄りにすると洗練された雰囲気を演出することができます。
部屋をホテルライクにする
色調で表現する
ホテルのような高級感を出すには、空間が醸し出す色調も大事です。
好みに合わせてどんな空間を演出したいか色で主張してみましょう。
例えば高級感や重厚感を出したいなら、ブラックやダークブラウンなどのダークカラーを基調にコーディネートしてみましょう。
リラックス重視であればラウンジのようなベージュやグレーのミドルカラーを。落ち着いた色味は洗練された印象を与えます。
開放感を重視するなら、ホワイトやライトベージュでまとめあげると広々と艶のある空間を演出できます。
ラグで雰囲気作り
ラグは部屋の「顔」といわれるほどで、空間全体に敷くだけで部屋の雰囲気は大きく変わります。
ホテルや旅館に行くと必ずといっていいほどラグや絨毯が全面的に敷かれているので、ぜひ取り入れてみましょう。
部屋の中心にラグを配置するとセンターピースとしての空間の仕切り効果が生まれ、部屋全体が広々と感じられます。
またラウンジチェアやテーブルをラグの上や周りに部分的に置くことで空間に遊び心とゆとりを醸し出せます。
上質な空間にするにはデザインはシンプルでモダンなものを選ぶと良いでしょう。
最近のトレンドであるユニークでポップなホテル空間を目指すのであれば、アクセントとなる色味や柄をラグに取り入れてみるのもありです。
インテリアにも特徴を
ラグを決めたら他の家具や装飾品との組み合わせも考えましょう。
特別感のあるおしゃれな空間にするには、オブジェのように美しいアートピースのようなチェアやテーブルをレイアウトしたいところ。普段見かけないシルエットの家具を散りばめてみれば、非日常の空間が仕上がります。
またキーアイテムとして照明器具が挙げられ、間接照明を上手に使ってみると雰囲気ある部屋に仕上がり、リラックスできる空間を作れます。
例えばベッドサイドにはテーブルスタンドを置き、部屋の隅にはフロアライトを。
デスクの上もテーブルライトで照らし、複数のあかりを分散させてお部屋の所々を照らすことで、室内全体を淡い光で包み込むことができます。
ホテルライクな部屋に棲む
誰もが憧れを抱く高級感溢れるホテルライクなお部屋。
空間を作り上げるインテリアも大事ですが、部屋の「顔」といわれるラグは雰囲気作りに一役買っています。
ホテルは非日常空間なのでなるべくできるだけ無駄なもの置かずミニマルを心がけましょう。
大きめのラグにソファ、テーブル、ラウンジチェアを距離をとってレイアウトするだけでも広々としたラウンジ空間を演出できます。
住まい全体を変えるのは難しくても、リビングだけでもホテルライクの空間にできるといいですね。