部屋のスタイル別に合うラグ

部屋のスタイル別に合うラグ

日々の生活空間をゼロから作るとなったときどんなスタイルにしようか悩むことは誰でもあると思います。
「お洒落でちょっといい感じ」な空間にするためにはどうしたらよいか、今回は人気のあるスタイルとそれに合うラグのタイプをご紹介します。


暮らしにラグがあるということ

暮らしにラグを取り入れた方がいい1番の理由として、どんな空間でも有機的な空間へと様変わりしてくれることです。
インテリア要素として季節に合わせて質感や素材や柄を気軽に変えることができたり、レジャーの時にも活躍します。

ラグは空間の「心地よさ」を追求したいときに役立つエレメントでもあります。
屋内にファブリックのやわらかさを感じる頻度が高いと、体と心がリラックスする効果があります。

グランピング用のレジャーシート代わりに敷いてみると地面の硬さを感じず快適に寝転がるとができますし、壁にかければアートとして愛でることもできます。

ラグの色や柄、質感と空間のスタイルに合わせて醸し出す雰囲気は異なり、うまく使いこなせば、どんな空間もあなたにとって快適な場所に仕上がります。


スタイル別にあうラグ

人気のある空間スタイルと、それに合うラグをご紹介します。
一番大事なのはスタイルに囚われずに好きなものを選び取ること、好きなものに囲まれる暮らしから心地よい空間が生まれます。
あくまでインスピレーションとして、空間作りに役立ててみてください。

北欧スタイル

日本でも人気がある北欧スタイルは、白や落ち着いたカラーをベースにしたシンプルなデザインで、自然の温もりが感じられ、日本の家屋にしっくりと馴染みます。
素材感のある木のテーブルや椅子、ウールやコットンなどを用いた穏やかなデザインエレメントが特徴です。
ニュートラルなテイストなのでどんなラグも合いますが、統一感を求めるのであればナチュラルなテイストのラグが合うでしょう。

モダンスタイル

モダンスタイルは都会の高級感あふれるスタイル。直線と曲線を組み合わせた洗練されたデザインをベースに、
現代アートを思わせる遊び心のある素材や形のアイテムをアクセントとして活用しているのが主流です。

シックな床材に、壁やキッチンなどは冷たさを感じる人工素材や大理石などが用いられることが多いです。照明も埋め込まれたり間接照明などが使われ、ホテルのラウンジバーを彷彿させる雰囲気。モダンラグやアートラグとの相性がよいでしょう。

ボヘミアンスタイル

ボヘミアンスタイルという言葉は誰もが聞いたことがあると思います。
異なる様々なエレメントを散りばめた自由奔放なスタイルで、開放的かつナチュラルさもあります。
自然を感じられ、エキゾチックな雰囲気が好きな方におすすめのスタイルです。
例えば、幾何学模様が施されたラグを空間に加えれば現代的なボヘミアンスタイルに仕上がります。
RUGAHAUS では、総称して「シャギーラグ」として取り扱っています。

和風モダン

日本らしさを感じられるスタイルです。
畳、和紙、竹などの自然素材と直線的なデザイン要素が空間に取り込まれます。
和のものは今の暮らしに馴染むので、うまく取り入れる方が多いようです。
意外とどんなテイストとも相性がよく、畳にアートラグを敷いてみたりはたまたオリエンタルテイストのものを取り込んでみたりと、ミックスを楽しめるのが魅力です。

グラムスタイル

日本ではあまり聞き慣れない「グラムスタイル」。

「Glam」とは英語の Glamorous(グラマラス)の略で、”魅力的な”とか"色気のある”などの意味を持ちます。豪華で華やかなインテリアデザインのスタイルですが、ベースカラーは白、グレー、アイボリー、ベージュなどの彩度の少ない色が用いられることが多いです。素材は鏡面加工、サテンやベルベットなどで、曲線的なラインの装飾家具が特徴です。大胆かつ洗練されたスタイルが好みの方に最適です。

アクセントとしてアートラグのようなさまざまな色やパターンを持つラグを添えるとゴージャスな空間がさらに引き立ちます。


ラグがある生活空間

ラグ選びに迷うことは誰しもあるはず。

そんな時は自分がどんな空間で暮らしたいかをぜひ考えてみて。
今回挙げた例は一例に過ぎず、大事なことはスタイルに囚われずに、あなたが見て「あ、これいいな」という感覚で欲しい物を選び取ること。

インテリアの定番を参考にしつつも、自分なりの空間作りをぜひ楽しんでみてください。
自分の変化に合わせて「今欲しい」と思うインテリアを家の中の1番心地良い場所に作っていけたらいいですね。